「今回はコラーゲンについて色々な側面から
お話いたします」
動物はコラーゲンという大きな分子量のタン
パク質を作れるようになったために大型化し
たといわれています。
しかし、動物の単細胞内にはコラーゲンは含
まれておらず、細胞壁もコラーゲンからでき
ているわけでもないのです。
一体何故?でしょうか?
実はコラーゲンは動物が単細胞から進化して
単細胞化した際に、細胞と細胞のすき間を埋
める組織として作られたのです。
そして、皮膚、腱、血管、肺、骨などのカラ
ダの支持組織における機能に大切な役割をは
たしています。
支持組織ができて大型化したカラダを支える
ためには、強度の大きい骨が必要です。
そこで骨の内部にはコラーゲンの長い分子か
ら構成される線維束が並んでいて、その周り
にはリン酸カルシウムを含むヒドロキシアパ
タイトという物質が詰まっています。
そのため骨は力学的に強く、しかもしなりに
も強くなっているのです。
一方、覆っている皮膚もまた、コラーゲン線
維という力学的に強い物質によって大切な臓
器を保護しています。
動物は大型化して活動するためにコラーゲン
という便利な物質をつくりだした、といって
もよいのです。
コメントする