細胞と細胞をつなげる“接着剤”

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コラーゲンは、他のタンパク質には見られない大きな
特徴があります。

それはコラーゲンが存在する場所なのです。

多くのタンパク質が細胞の中で生まれ細胞の中で活動
するのに対し、コラーゲンは細胞の中で作られ、細胞
の外に出て活動するのです。

このことから専門家の中にはコラーゲンのことを「細
胞外タンパク質」と呼ぶ人もいます。

また、細胞の中にあるタンパク質をコラーゲンと区別
して「非コラーゲンタンパク」と呼ぶ人もいます。

ご存知の通り、動物の体は細胞から成り立っています。

しかし、細胞にはお互いを結びつける力がありません。

そこで、コラーゲンが“接着剤”の役目を果たし、細
胞の一つ一つをしっかりと結合させているのです。

学者や専門家の中には、接着剤としてのコラーゲンを
説明するとき「セメント」例えて説明する人がいます。

細胞を「レンガ」だとすれば、コラーゲンはそれをつ
なぎ止める「セメント」であり、私たちの体は「レン
ガ造りの家」のようなものだというのです。

しかし、私は、この「たとえ」はあまり適切だとは思っ
ていません。

何故なら、動物の細胞は、たくさんの水分を蓄えており、
非常に柔らかく、しかも常に激しい運動を強いられ、は
るかにしなやかな弾力性が要求されるからです。

そこで、イメージとしては、内部にたくさんの水を抱え
ることのできる、柔らかくて破れないゴムやプラスチッ
クのようなものを連想させるとよいと思います。

ところで、これまでは普通のタンパク質(非コラーゲン
タンパク質)にばかりスポットが当たり、コラーゲンタ
ンパク質についての研究や臨床例は決して多くはありま
せんでした。

しかし、「美容や健康に欠かせないタンパク質」としてコラ
ーゲンを見直した結果その優れた機能が次々に報告され、
コラーゲンは学会でも今大きな注目を集めているのです。

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