軟骨は、硬骨のような活発な再生メカニズムを持っていません。
ですから、いったん弾力性を損なうと、なかなか回復せず、
その結果軟骨のクッションの機能が損なわれ、骨と骨がぶつ
かったり、圧迫されたりして、骨が次第に変形したりしてきます。
中でも、膝や腰のような体重を支える部分の関節は、日ごろから、
その部分の負担が大きいので、他に比べて軟骨の磨耗(まもう)は
一段と早まります。
こうした症状を「変形性関節症」といい、典型的な関節障害の一つです。
「変形性関節症」は軟骨がすり減り関節が変形して発症する病気で、
症状が膝に現れるのを「変形性膝関節症」といい、関節痛の中でも多く、
歳をとると誰もが発症する可能性があります。
45歳以下では男性に多く、65歳以上では、患者の70%が女性で
「O脚」や中年太り、なども原因とされています。
わが国の潜在患者数は3000万人という説もあります。
関節の潤液にはコラーゲンが含まれています。
潤液とは、軟骨膜の内側に満たされている液体ですが、その成分は
水、コラーゲン、コンドロイチンなどです。
潤液は骨が動く時の一種の潤滑油であり、強い圧力がかかる時には
緩衝材として働きます。
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